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2006-12-24

大学生へ

毎年、この時期に県立大学の看護学部(私の母校)の学生さんへ講義をさせて頂いています。
どんなことを話しているかといいますと、起業するってそんなに特別なことではなく、
働くことの延長線上にある1つの働き方なんだということを話しています。
そして、看護をすること、セラピーをすること、会社を経営すること、家庭生活を営むこと、
どれも本質的には同じことなんだ、だから、看護の考え方はいろんなところで使えると話しています。

どういうことかというと、看護とは、
①情報を集める→②計画を立てる→③計画を実行する→④①評価する→①②再度計画を立てる→③計画を実行する・・・ということの連続なのです。

セラピーだとどうなるか。
① 情報を集める:ご家族の子育てへの価値観・子どもの発達・子どもの学ぶ姿勢・セラピーにかけられる時間・  
セラピストのスキル・現状の生活での優先課題・日常生活の様子・・・等の情報を集める
② 計画を立てる:誰が・いつ・どこで・どれぐらいの時間・どんな方法で・どんな課題を行なうかを決める
③ 計画を実行する:セラピーをする(日常生活での介入も含めて)
④ 評価:子どもの発達の成長・セラピストのセラピースキルの成長・日常生活の質の向上等を子どもの様子・ご家族のコメント・セラピービデオ・記録用紙から評価していきます。

会社経営だとどうなるか。
① 情報を集める:どんなサービスが必要なのか、必要になるのか・サービスが必要な人がどれぐらいいるの
か・スタッフはどれぐらいの仕事がこなせるか・どれぐらい売り上げがあれば会社はまわる
か・・・等の情報を集める
② 計画を立てる:誰が・いつ・どこで・どんなサービス・どれぐらいの価格・・・等を決める
③ 計画を実行する:サービスを提供する
④ 評価:クライアントからの評価・クライアントの増加・売り上げ・利益・スタッフの満足度から評価する

こんな感じでしょうか。

看護を行なっていたとき、私にとってとても重要だと思ったこと。
それは、クライアントが自分達の社会に戻った時が勝負ということ。
入院している病院でうまくいっていることが評価基準なのではなくて、
退院して通常の生活に戻った時に生活の質が保たれている、うまくいっていることが評価基準。
これは、Kid’s Powerでもこだわっている部分です。
私達のセラピーではなく、これからずっと一緒に生活するご家族とのセラピーで上手くいっていること。
施設等の特別な環境ではなく、普段生活しているお家・幼稚園・公園等、生活環境の中でうまくいっていること。
そして、Kid’s Powerを卒業してから、うまくいっていること。

だから家庭訪問、だから親御さんもセラピーを行なって頂く・・・になっています。

ちょっと小難しい話になってしまいました・・・

コメント ( 2 )件 | この記事のリンク

  • 名前:ひろみ   投稿日時 : 2007.01.01 【URL】
  • こんばんは。新年あけまして、おめでとうございます。今年もキッズパワーさんを、応援しています。
    その後がうまくいくっていうことが大事だというお話、とてもうなずきながら読みました。私も、いつも考えます。今やっと、学校の先生から、周りとの調和をとれる部分が見れるようになったと嬉しいお言葉をいただいてホッとしてる半面、この理解ある周囲から卒業する3月のあと、その後のことが心配で。今うまくいってるけれど、数年先に、この子はちゃんと働いて食べていけることができるんだろうか・・職場という場所で、仕事という状況で、対応できるようにしてやりたい。それには油断して、見つめることをやめてしまってはいけないのだと、日々思っています。悩むこともいっぱいですけどね~。
  • 名前:eguchi   投稿日時 : 2007.01.04 【URL】
  • ひろみさん、今年もよろしくお願いします。
    私達もなんですが、1人で生活しているわけではないので、
    周囲から理解や助けは有難く頂いておいていいと思います。
    ですが、それはたまたまのもので、
    必ずそうしてくれと私達から要求するものではないんですよね。
    今を楽しみながらも、先のことを考えていければ大丈夫だと思います。

    今年も頑張りましょ~
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