FC2ブログ

--------

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

 | この記事のリンク

2013-03-16

ババ抜きのツボ

療育(教育や保育であっても同じだと思いますが)をする時、
療育者は、こども達に何(課題)を教えるのか具体的に描いておくことが大事です。
ゲーム活動は、集団でも個別療育でもよく使われますが、その活動を通して、
こども達に何(課題)を学ばせたいでしょうか。
それによってゲームの種類、メンバー構成、ルール調整等、より課題が獲得できるように変わってきます。
私たちの場合は、そのゲームの中でのコミュニケーションとソーシャルスキルです。

例えば、トランプのババ抜き。
・自分がカードを引く時は、まず相手を見て、相手が手札を差し出しているのを確認してからカードを引きます。
相手がまだ準備ができていなかったら(例えば、カードを揃えているとか)待ちます。
相手が気付いていなかったら(例えば、他の物に気を取られているとか)、
「○○さん」のように呼び掛けて注意を戻したりします。
・自分がカードを引かれる時は、相手が自分の方を向いたら(引かれる順番がきたら)、
相手の顔を見ながら手札を差し出します。手札の差し出し方どうでしょうか。
余り低い位置で差し出すと相手のカードの中身が見えてしまいますし、高過ぎても届かないし、
また、相手の顔のまん前だったりすると相手に不快感を与えることもあります。
ちょうどいい位置ってあるんですよね。
・上記2点ができようと思うと、自分が絡んでいない時はどうしたらいいでしょうか。
3人以上で行う場合は、自分は待つだけの時間があるのですが、フラフラ歩きまわったりボーっとせずに、
カードがやり取りされているのを目で追って、自分の番を待つんですよね。
・勝ち負けが決まった時、どんなコメントするでしょうか。
「勝ったのは誰?」なんてセンスのない質問は止めましょうね。
「一緒にやってたのに見てなかったん?」って、こども達に突っ込まれますよ!
通常こども達がゲームで勝った時には、「やった~」「オレいっちば~ん!」とか、
負けた時には「チェッ」「もう1っか~い!」とか、そういうコメントしますから、それを教えます。

ババ抜きで教えるスキルの一部を書いてみたのですが、たかがババ抜きでも、いろいろありますよね。
最初の3つの非言語コミュニケーションスキルは、例えば、おしゃべりする時には必須ですよね。
適当に会話に入っていけるためには、その話の流れを追っていき、周りの人の非言語を読みとりながら、
自分が話し始めるタイミングをとっていくのですが、ババ抜きに動きは、その基本的型ですね。
単に順番通りに動くのではなく、どういう自分や相手の動き(非言語)をヒントにタイミングをとればいいのか、
それを療育者が具体的にもっておけば、使えるスキルを教えていくことができます
(療育場面ではできるのに実生活ではできないのは、ここが落ちているからです)。

療育って、考えれば考えるほど奥深いのですが、考えた分こども達ができることは増えていきます。

コメント ( 0 )件 | この記事のリンク

  • :    :
    :


  • 管理人だけにコメントを見せる

 |  キッズパワーブログトップへ   | 


この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。