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2006-10-16

専門家の使い方

どの業界にも、そこの専門家と言われる方々がいらっしゃいます。
この療育という業界にも、当然のようにいらっしゃいます。
で、ちょっと考えてみたのですが、一口に専門家と言っても2つのタイプがあると思うのです。

①その業界に必要な知識やスキルを突き詰めていく研究者
②研究者が突き詰めた知識やスキルを一般の人が使いやすいように伝えていく臨床者

例えば、車の開発をしている人達は研究者、その特徴を分かりやすくお客さんに説明して使い勝手を伝えるセールスマンは臨床者。

研究者は、自分達が信じている1つのことを突き詰めていかなければならないので、ある時期は、その1つが唯一正しいと主張せねばならないと思うのです。
が、臨床家は、いろんな研究者が突き詰めたことをできるだけたくさん手持ちにして、また、それをアレンジして、使う人達が使いやすく、使えるようにして届けなければならないと思います。

ところが、この療育という業界には研究者はとても多いのに、臨床者が殆どいないのです!
現状の療育に関わっている殆どの方が、研究者なのだと思います。
だから、この方法でなければならないという、非常に沿いがたい状況ができてしまうのだと。
そもそも、発達障害がある人と言ってもいろんなタイプがあり、また、その人を囲む環境は、これまた千差万別なのだから、どれか1つの方法でどうにかなるとは到底思えない。
だから、本来は、専門家とご家族がよ~く話し合って、そのご家族がお子さんをどんなふうに育てたいのか、
そのお子さんはどういった特徴を持っているのか、
その家族が使える資源は何か、
そして、そのためには、どういった方法がベストなのか、
こういった話し合いが、とても大事だと思います。


少なくとも、恋愛ドラマじゃないんだから、「黙って俺についてこい!」ではマズイと思います。
それと、親御さんのも大事なお子さんの人生がかかっているのだから、「何も聞かずにあなたについていきます~」では、ちょっとマズイと思います。

お互いに成長しあい、いい療育をしましょうね。






コメント ( 2 )件 | この記事のリンク

  • 名前:DJ   投稿日時 : 2006.10.17 【URL】

  • DJでっす。
    スクールトライヤル、お疲れ様でした~
    また来月もよろしくお願いしまぁす!
    1日目から『集団』として動けていたことは
    よかったですよね。
    感心してしまいました。
    スタッフの皆さんも本当にお疲れ様でした(ペコリ)

    さて、専門家のことは・・
    ついつい爆笑してしまいました!!
    私達、苦労してますもんね・・(笑)

    今、アメリカでは臨床家の理想として
    科学者-実践家モデル(scientist-practitioner)
    が提唱されています。
    つまり、どっちもできなきゃダメよってことなんですね。
    けれど、日本ではシステムとしても難しいし
    実際のところ、俺様タイプの方々が多く(←シー)
    保護者の方とイーブンな関係を築こうとしないという
    姿勢が目立ちますね。

    まぁ、頑張っていきましょ~
    いい療育していきましょ~ね。
  • 名前:eguchi   投稿日時 : 2006.10.20 【URL】
  • DJさん、いつも私達に協力してくれてありがとうございます。
    これからも、よろしくお願いします。

    DJさんのような専門家が増えていくといいな~と、
    常々思っております。
    DJさんは、きちんと学術を学びながらも、
    社会の常識を踏まえた本当の専門家というべき方だと思います。

    世間では、
    カルテ開示とか、
    インフォームドコンセントとか、
    セカンドオピニオンとか、
    きちんと世間から学びたいものです。

    これは私見ですが、この業界はとても若い。
    若いというのは、他者をも受け入れて化学反応していく余裕がないと・・・i-225
    思ったりもする今日この頃であります。



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