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2012-12-03

大人の役割

少し前に、森光子さんが亡くなられましたね。
追悼番組を見るまで詳しくは知りませんでしたが、女手1つで育ててきてくれたお母さんを若くして亡くし、
ご自身の家族にもなかなか恵まれず、また、いくつもの病気を患い、女優としても下積みの時代が随分長かったようです。
そんな彼女が生前のインタビューの中で、孤独や悲しみを知っているからこそ、いい芝居ができると話されていました
(正確な言い回しを覚えてないので、実際と少し異なると思います)。
喜怒哀楽が混ざっているのが人生で、役者がそれを演じるためには、
自分の人生が喜や楽だけでは人らしい芝居はできず、
怒や哀の経験があるからこそ、また喜や楽も演じられるという意味かと思います。

そんな映像をみながら思いだした本があります。
私が気に入っている数少ない専門家が書かれている本の中に、「家族の練習問題」というのがあります。
その本のエピソードの1つに、著者ご自身の息子さんの話があります。
決して運動神経がいい方ではない息子さんが、地域のサッカーチームに入ります。
団地の寄せ集めチームだけど、コーチがいい人で、息子さんも熱中したそうです。
お父さんである著者がある日、息子の試合を見にいきます。
気恥ずかしさもあり遠くから見ていたら、息子さんのコロコロシュート(恐らく大して勢いもない)が、
ゴールに入るのを見て、とても興奮したそうです。
その後、チームのロゴマークを考えて欲しいと言われ快く引き受け、
最初は寄せ集めだったチームにも上手な子が入ってきて本格化するのですが、
ご自身の息子さんの出番は、だんだん減ってきたそうです。
家でサッカーの話をすることは減り、お父さんが考えたロゴマークの旗だけが揺れ続けます。

それぞれの親御さんにとって、いつでもわが子が一番で、最も輝いていてほしいと思うだろうし、
いつも楽しい幸せな人生を送ってほしいと思うものだと思います。
でも、人には、喜怒哀楽のそれぞれがあるからこそ、喜びや楽しさを感じられるはずです。
こども達が怒りや悲しみを感じている時、それをみている大人だって辛いのですが、
それを避けさせずに一緒に付き合っていきつつ、それでも、明日があることを教えていくことが
(言葉で説明するのではなく、悲しい時に一緒に悲しみ、でも、明日になったら、またいつもの生活をすること)、
こども達の傍にいる大人の役割だと思います。

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