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2012-05-08

ステキなおばあちゃん

こどもの日の電車の中。
私の向かいの長椅子に、おばあちゃんとその孫たち3人が座っていました。
孫たちは、小学校2年生、5歳、3歳ぐらいだと思います。
3人のこども達は、足を揃えて行儀よく座っています。
電車が駅に到着し人が増えてくると、おばあちゃんが3歳の子の足を自分に寄せながら言います。
「もっと、こっちに寄りなさい。もう1人座れるでしょう。」
すると、2年生と5歳の子も、3歳の子と同じように詰めていきます。

3歳の子は、窓の外が見たくなったようで、長椅子の後ろにある窓に向かいますが、
きちんと靴を脱いで、揃えて置きます。いつも教えられているのでしょうね。
以前、電車に乗っていた時に見た別のこどものお母さんは、
靴を脱いで椅子に後ろ向きに座り窓を見ようとしたこどもに、
「靴を脱いだら降りる時に大変でしょ!」と、靴を履いたまま、こどもを後ろ向きに座らせていました。
大変なのは、お母さん。自分が大変だからって、周りの人を不快にさせていいのか。えらい違いです。

しばらくすると、3歳の子がポケットからキャンディを出して食べ始めました。
兄弟達にも配り終えると、余ったキャンディを、
「持って。」と、おばあちゃんに差し出しました。
「さっきまで、どこにあったの?」と、おばあちゃんが尋ねると、
3歳の子は、うなずくようにして、自分のポケットに入れました。
日々の生活で、こういう積み重ねをしてきた子が小学生ぐらいなると、
自分の物の管理ができる子に育つのでしょう。

大人に説明されて、頭で理解して意識的してできていることと違って、
こういう日々の生活の中で積み重ねてきた故に、無意識のうちにできてしまう所作は、
小学生ぐらいになると、とても力になります
なんてったって無意識のうちのできてしまうわけですから、ここに頭を使わなくていい分、
学校での勉強をはじめ、人のことや自分のこと、いろいろ考える余裕があります。
昨今は、早期からの幼児教育がとても流行っていますが、文字や数字を教えるよりも、
こういうことを保護者の方に伝えて、家庭生活の中でこども達が学べる環境を作る教室があれば、
素敵だなと思います。

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