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2012-05-02

エラーも成長の証

先日、スタッフの荻原と話していたこと。
発音が難しいお子様の療育のお話です。
例えば、「アンパンマン」と言おうとしている時、「ア…パン」と言っていたのが、
ある時から「アパパパ…マン」のように、必要ない音まで出てしまうようになりました。
一見、発音が下手になったように思えるのですが、こんな風にも考えられます。
もともとは、「ア…パン」と、2つの音をつくるのが精一杯だったのが、
何度も発音する機会を重ねるうちに発音することが、つまり、発音するために必要な口周辺の筋肉が、
今までよりも、良く動くようになってきた。
でも、その動きをきちんとコントロールするまでには届かず、不要な動きも出てしまう結果、
余分な「(ア)パパパ(…マン)」の音が出てしまっている。

フィギュアスケートの高橋選手は数年前、足に大怪我をしました。
その後のリハビリの結果、今までよりも関節の可動域が広がったのは良かったのですが、
その結果、今までよりも体が動き過ぎて、ジャンプ等をする時の体のコントロールを変える必要がありました。
このような話しは、私のような凡人にも起こります。
私は1年ほど前からヨガをしていて、もともとバランスをとるのが下手だったのですが、
数か月前ぐらいから、更に、バランスが取りにくくなってきました。
インストラクター曰く、体が柔らかくなった分、動きすぎてしまってバランスが取りにくくなっているとのこと。
今までは、一定以上動けなかったから、その範囲でバランスが取れていたのが、
今までより動けるようになった私の体は、その範囲でバランスを取るように調整している最中だそうです。
そして、ここを乗り越えれば、以前よりも柔軟な動きの中でバランスを取れるようになる、
先のこどもの発音で言えば、今までよりも多くの音の種類で滑らかに発音ができるようになるということです。

こども達は、発達の途中にいます。
だから、体が動くようになったり、気付くようになったり、理解できるようになることが増え、
その結果、今までとは異なる行動が出てくることがあります。
それは一見、大人から見ると都合が悪いことであることも少なくないので、
何だか悪くなったような気がするかもしれませんが、単に、成長過程で調整中なだけのこともあります。
私たちは、以前と比べて変化することに弱い場合が多いのですが(発達障害の有無に関わらず)、
そんな時こそ、冷静に観察することが大事です。
物事は、どんな視点から観るかによって、いろんな形にみえてきます。

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