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2012-04-01

新年度に向けて

日本には、四季という素晴らしい自然の恵みがあります。
私は、まだ冬の寒さが残る頃から見られる木々や草花の芽吹きが大好きです。
一見、枯れ木に見える枝から緑がちょこっと顔を出している姿は、何とも愛おしく、希望を感じさせます。
そして、春を最も感じさせる花と言えば桜、神戸の開花予想は3月31日、
新年度を迎える準備は万端というタイミングです。

さて、弊社は2012年度、設立から10年目を迎えます。
私がこの業界に足を踏み入れてから、12年ぐらいになるでしょうか。
それまでは全く別世界で生活していた私にとって、療育や教育といった世界は、不思議なことだらけでした
私が生活してきた環境での物差しで見ていたからだと思いますが、
発達障害があるこども達の療育や教育場面を見た時、違和感を覚えることは数知れず…
でも、その違和感、つまり差は、発達障害があるこども達・家族の方々と、
そうでない人が多い社会をつなげるための大事な情報だと思っています。
私は、私たちが提供するサービスは、発達障害も含め様々な特性、価値観、考え方等がある人達が一緒に、
そして、互いに心地よく生活するためのものだと思っています。
そのために私たちは、私が感じる差に敏感であり続け、
不必要な差は縮めて、存在すべき差は互いに認め合えるようにしていくことが必要です。

私たちのサービスを考える時に、もう1つ大事だなと思い始めていることがあります。
それは、発達障害の有無に関わらず、こども達全般の生活環境についてです。
今のこども達と私が子供だった頃とを比べると、異なる点が随分たくさんあります。
例えば小学生で、一緒に生活しているのが父親、または、母親のどちらか一方だけの割合が随分多くなっているそうです。
私たちが小学生だった頃は、その割合は1割にも満たなかったのが、半数近くのクラスも少なくないとのこと。
(両親が離婚していたり、シングルマザーだったり、両親のどちらか一方が単身赴任だったりと、いろいろです)
私は、父親、または、母親どちらか一方だけと生活していることが悪いこととは思っていません。
ただ、こどもの日々の生活に父親と母親のどちらか一方だけしかいないことと、
その両方がいることでは、こどもの生活に違いが出てきます。
私たちがこどもだった頃とは違う家族や社会の在り方を、単に、良いとか悪いとかいう捉え方をするのではなく、
変化という情報としてとらえ、その変化に対応した療育や教育を考えていかなければなりません。

どんなに時代が流れても、人にとっての心地よさは不変だと思います。
そして、それは、発達障害の有無に関わらず、あらゆる人にとって不変だとも思います。
ただ、それを求めている社会の在り方は変わりますし、
発達障害も含めた様々な特性がある人達同士で創りあげていくものですから、
いろいろな視点から見た差を感じ取り、でも、目指すところを見失わないよう、
今年度も、より卓越したサービスを提供していけるように頑張りたいと思います。


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