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2011-10-20

「○○先生」

このところ、私が直接こども達に療育をすることは、ほとんどない。
保護者の方への相談や指導、学校や幼稚園の先生の相談や指導がほとんどで、
直接こども達に関わる機会と言えば、福岡県で行っている町の小集団療育事業の先生役、
神戸で行っている小集団療育事業の校長先生役、
それから、高学年のこども達の個別療育、これぐらいでしょうか。

さて、こんな私をこども達はどう見ているのでしょうか。
一般的には、発達障害があるこども達は、他者理解ができない、空気が読めないと言われますが、
こども達なりに、私のこと、または、スタッフと私の関係を捉えているようです。
これが、なかなか的を得ていておもしろい。

まず、福岡の小集団集団。
ここでは、一応、先生役ですから、たった月に1度のことですが、こども達は私を先生と思っています。
ある女の子は、HPで私の顔写真を見て、「先生…宿題の先生」と、お母さんに言ったそうです。
ここの小集団療育では、毎日お母さんと行う宿題が、私からこども達に出されます。
こども達は、この宿題を毎日、お母さんとお家で行うことで、
翌月の小集団療育でわかることが増え、療育時間自体が楽しくなります。
地域の小学校からの宿題もありますから、私からの宿題とでなかなか大変だと思いますが、
こども達から「江口先生の宿題しよう。」と、言うこともあるようです。
お母さん達が頑張って、楽しく宿題をする工夫をしているからですよね。

それから、神戸での小集団療育での私は、担任の寺口先生ほど怖くない、
でも、チラチラ気にして見なきゃいけない先生のようです。
私も、神戸では、寺口に任せていますから気楽なもんで、
たまに覗く時には、こども達と遊ぶことが多いです。
授業が終わってこども達が遊んでいる時、教室と廊下の間にある高めの窓をコンコンとたたくと、
初めに気付いた子供が、「あ、おばけが来た~やっつけろ!」と、言いながら、
窓越しに、こちらに向かって銃を撃つフリをしてきます。
そうすると、他のこども達も寄ってきて、同じように私を撃ってきます。
モグラたたきのように、出てり隠れたりすると大盛り上がりです。
おもろい校長先生だと思いますが、もちろん、ダメなことは見逃しませんので、
たまに来た校長先生に泣かされた子も少なくありません
(一応説明ですが、叱ったり、叩いたりするわけではないんですよ。
クラスのルール違反すれば、どんなに抵抗してきても必ず止められるからです…)。

それから、高学年の個別療育をしている数少ないこども達。
彼らは、こどもによって色々な捉え方をしてます。
もちろん、ある程度の年齢で大人との多くの経験がありますから、
最初は、学校の先生?塾の先生?療育の先生?と、いろいろ警戒しています。
でも、最終的には、自分が楽しいことを共有してくれる人(先生とはちょっと違う)と、認識されているようです。
お母さんとも違う、先生ともちょっと違う、大人だけど、ちょっとイタズラも楽しいことも一緒にする、
もしかして、トモダチと過ごすって、こういう感じかしら?と、知ってもらえればいいかなと思っています。

最後に、私と直接活動をしたことはほとんどない、うちのスタッフが個別療育しているこども達。
私のことは、うちのHPで見たことあるか、継続訪問の前の単発訪問で見かけたことがあるか、
あるいは、小集団やキャンプで見たことがある程度です。
私は、うちのスタッフ達の先生と思っている子が多いです。
毎年いろいろなお子さんがいますが、ここは共通ですね。
「そんなことしたら、江口先生に言うで!」
「早く帰らないと、江口先生に怒られるで。」
「江口先生と一緒に住んでるんやろ?」などなど。

こども達の考えていることや感じていることは、本当におもしろい。

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