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2010-06-18

Kid's Power in 小学校

昨日は、西宮市内の小学校で教員をされている50名近くの方々にお話させていただきました。
皆さん、とても忙しいところ、時間を割いてご参加いただきありがとうございました。

この日のテーマは、以下の3点について。
①教室の環境について
②こどもの発達について
③通常学級で課題を抱える発達障害があるこどもへの対応
参加していただいた方々の多くは、発達障害があるこども達に対して特別の方策があると思われていたと思うのですが、
私は、発達障害があるこども達専用のことはないと思っています。
多くのことについて、発達障害があるこども達は、そうでないこども達よりも、
不得意な度合いがちょっと高いとは思いますが、彼らにとって難しい環境は、
定型発達のこども達にとっても、ちょっと難しいことが数多くあります。

例えば、発達障害があるこども達が、通常学級の中でどの席だと指示を聞きやすいか、
つまり、どの辺りの席だと先生に注意を向けやすいかということですが、
よく、中央付近の2列目辺りと言います。
こどもが着席した状態で正面を向くと、視界に先生が入るからです。
これは、定型発達のこども達だって同じで、もちろん、私たちだって同じなのです。
その場面でよくとる姿勢や位置から自然に見て(横に首を向けたり、上を向かなくてもいい)見える位置に、
その場面で必要な情報があるといいですよね。
世の中の多くの標識、看板、商品陳列等、見本になることはたくさんあります。
発達障害があるこども達の環境を考える時、もし自分がその立場だったときに、
最も快適な環境は何かなと考えていただければいいのだと思います。
教室の掲示物、指示の出し方、時間配分の仕方、いろんなことに応用できます。

そんな配慮をたくさんやらなくても何とかついてくるこども達、
彼らが、何とかついてくる原動力は、社会性です。
発達障害があるこども達は、その原動力となる社会性がちょっと弱い。
だから、その社会性が育つまでの間、環境を整えてカバーすると同時に、
カバーされたことで学校という環境の中でうまくいくことが増えれば、原動力となる社会性の発達を育むことができます。

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