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2010-03-09

福岡での爆弾発言

先日の福岡での講演会の後、参加者の方々からのアンケートを読ませていただきました。
保護者の方々をはじめ、教員・保育士・幼稚園教員・療育者・介護者・行政職員の方々など、
本当に様々な方からご意見いただきました。ありがとうございます。
いろいろな立場があるにも関わらずほとんどの方が、
明日から自分達のフィールドで活かしますと書いてくれておりました。
講演者としては、何よりも嬉しい言葉であります。
きっと今ごろ試行錯誤しながら…と思うと、発達障害がある人達の未来が変わるような気がします。
もちろんうまくいかないこともあると思いますが、上手くいかないことの積み重ねが、
成功への道筋なので、ぜひ、続けて頂けたらと思います。

さて、この講演会の最終日、外面がいい私は、通常の講演では優しい人であることが多いのですが、
(スタッフの前や長い付き合いの継続訪問では、時々、鬼に変身します…)
学校で支援される方々も多い中、ちょっと爆弾を落としてしまいました。
当社のスクールトライアルのプログラムで使う保護者の方々に対して行う話の中で、
学校と対話する時のルールをまとめたものがあるのですが、それを会場で輪読したのです。
スクール卒業生のお母さん達はご存じだと思いますが、
「相手が先生とはいえ、初対面の人と接すると考えてください。互いのことがよくわからないのに、最初から込み入ったことは話しにくいです(学校での込み入った話しとは、子どもへの教育方法のように先生の専門性に関するようなことです)。」
とか、
「次の学期までにできそうなことを(いくつかは1年ぐらいかけてでOK)、2つか3つぐらいからお願いしましょう。課題が達成できることが、先生の次へのモチベーションにつながります」
とか、書いてある書面を皆さんに配り、教員の方々にも当たったと思いますが、
順番に読んでもらうわけです。
で、最後に、
「こんなことをお客さん(保護者)にさせる商売(学校)は、他にないです。例えば、ホテルに泊まって、掃除が行き届いていないとこが気付いた時に、一度にたくさん言ったら大変だろうから2か所だけにしておこうとか、初対面だし急に言ったら驚くかもしれないから、2~3日泊ってから話してみようなんて、お客さんが考えることはあり得ないですよね。」と、イヤ~な発言をしたわけです。
おまけに、「今話題のモンスターペアレンツは、今40代以上の先生方の教え子です。」とも。
我ながら、なかなかイヤなこと言うヤツだとは思うのですが、
それでも、いい講演だったと書いて下さった心広い教員の方々が数多くおられたことに、
ごくごく一部の方々であるかもしれませんが、
これから変わっていくかもと期待せずにはいられないのでありました。

私はいつも、子ども達とご家族が、今住んでおられる地域社会で上手く生活できることを考えております。
保護者でもなく、保育園・幼稚園や学校(子どもにとって地域社会)でもなく、
その両者のかけ橋になるような存在でありたいと思っています。
保護者の方々には、子どもの躾は家庭が基本、家でできないことは学校でもできない、学校の先生にも節度を持ってお話をと言い、
保育園・幼稚園や学校の先生方には、お金もらって働くサービス業、「先生」と呼ばれてるからって偉くはない、
いけてない大人がでてくるのは学校で社会性を教えていないからと、言います。

子どもにとって大事なことは、互いのアラさがしをし合うことなのではなく、
自分自身の役割を全うしていくことだと思います。
どちらも頑張っておられるのだと思いますが、まだ、子どものためにできることがあります。
そういう姿勢が双方にあれば、自然と互いに歩みよっていけるはず。

コメント ( 7 )件 | この記事のリンク

  • 名前:鬼理事長   投稿日時 : 2010.03.10 【URL】
  • タイトルにビビッたではないですか・・・

    ごもっともなお話でした。
    親御さんと担当教師が上手く行かないと
    子供に影響が出る。
    実体験者です。

    昨日、保護者の方から
    学校や行政への不満をお聞きしましたが・・・

    怒りだけの思いでは何も変わらない・・・
    怒りを沈め、自分にできることを考え
    わが子だけにの思いは捨てましょうと
    お話させて頂きました。

    名古屋出身で、大阪で幼児期まで
    お子さんを育てただけあり
    福祉サービスのあり方には
    目を見張る話し振りでしたので
    頑張って変えて行きましょうの言葉に
    苦笑いでしたが・・・

    きっとU町の福祉にご尽力いただけると
    思います。

    私は、Mではないですが
    社長のキツ~イトーク大好きです。

    爆弾落とす人は、やってますモンネ
    とことん仕事を・・・

  • 名前:eguchi   投稿日時 : 2010.03.11URL
  • いつもブログを読んで頂きありがとうございます。

    大人が変われば、子どもも変わる。
    子どもが変われば、時代も変わる。

    私らの老後も安泰ですわ(笑)
  • 名前:Yの母   投稿日時 : 2010.03.12 【URL】
  • いつもブログを楽しく拝見しております。

    親業をしているものの経験を語らせて頂きますと、
    妊娠中から今まで、私は家族に何度も何度も
    「子どもは宝、授かり物、世の中から
    預かって社会に返すのが親の仕事」と言われてきました。

    私は特に出来た人間でもなく、エゴイストですが
    それでも昨今の「自分の」子どもと「他人の」こどもとの割り切りと、
    他人の子どもやそれを取り巻く環境への無関心を超えた
    想像力、創造力の欠如には絶句してしまうことがちょくちょくありました。

    私が望む変化は「必ず一定割合障害を持った人は産まれること、
    障害があってもそれを宝、育てるのも仕事と思えること、
    そして年を取ったら健常者でも障害者になるのだから
    ひとりで抱え込まずみんなで支え合える」ようになることです。
    そして毎日家庭を大切にすることを基礎に、押しつけでなく、
    平凡な主婦なりに出来ることをこれから模索していこうと思います。

    私は随分頭でっかちな人生を送ってきたので
    知的障害を持つこどもを持ったことに自分の今まで積み上げてきたことが
    木っ端みじんになったような気がしました。
    そして息子がこれから迎える困難さを想像すると負い目もいっぱいでした。

    ですが貴社のミーティングや毎日のセラピーを通じて、
    徐々に主人と自分が人生で積み上げてきたことが役に立ち、
    また息子の素晴らしいところを発見し、
    お世話になっている方々の素晴らしさも再発見できて
    決して楽ではなかったけれど本当に素晴らしい時間でした。

    最後に私も爆弾発言を。
    障害を持つこどもを社会に出すと言うことは厳しい道のりです。
    必死な思いで転んだりしつつ頑張っている私の気持ちを
    踏みにじるのは大抵善人で同じ立場に立って物を考えることが出来ず、
    そして「可哀想」という目線で物事を判断する公務員でした。
    そして多くの親が善人なので文句を直接言えず、悶々とため込み
    そのうちに子どもに無関心になったり、自分を責めたり、他者を責めたりするようになりました。

    毎日の生活を丁寧にしつつ、これからも貴社と共に平凡な主婦なりに
    何が出来るのか考えていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
  • 名前:鬼理事長   投稿日時 : 2010.03.12 【URL】
  • Yの母様

    同感です。
    私も、木っ端微塵に積み上げてきた
    価値観を壊された親でございます。

    が、良かった。
    視点を換えることにより
    また、大きな視点を学ぶ事ができました。

    爆弾発言にも
    同じ経験をしておりますが
    自分が間違ってなければ
    突き進むだけよと
    40路後半のおばさんは
    最強よ!

    共に挑戦していきましょうね。

    鬼社長、すみません
    素晴らしいコメントに
    部外者が反応してしまいましたi-230
  • 名前:eguchi   投稿日時 : 2010.03.12URL
  • Yの母さん、想いのつまったコメントをありがとうございます。
    このコメントを書くことは、Yさんにとって、簡単なことではなかったと想像します。
    Yさんのいろんな想いとこれまでを合わせて、心を震わせながら読ませていただきました。
    Yさんが考えられてる変化が、教育の中で育まれていくべきことと思います。
    いろいろな場での教育こそが、子どもたちを育て、その子ども達が社会を育てます。
    私も平凡な人間だけど、今の役割を通じていろいろなことを学びました。
    強いて言うならば、役割の中から学ぼうとしたことは、今の力になったかもしれません。
    Yさんのように、私もまた、自分の役割を粛々と務め続けると思います。
    これからもお互いに、自分ができることを頑張りましょう。

    鬼理事長さん、部外者なんてことはありません。
    このブログを読んで頂いている方、全ての人が仲間です。
    どんな方からの、どんなコメントも大歓迎です。
    私は、多くの方の考えを聴きたいです。

    皆さんからの様々な価値観のコメントをお待ちしております。
  • 名前:Yの母   投稿日時 : 2010.03.21 【URL】
  • 鬼理事長 様

    遅ればせながら私のコメントに共感していただき、有り難うございました。

    鬼理事長様のことは江口さんからミーティングの時にちょくちょくお伺い
    しており、エピソードに涙したり、感動したりしており、
    これを機に少しお近づきになれてとても嬉しいです。

    私もキッズ・パワー、家族、友人、近所の方々、何より息子自身のおかげで、
    大きな視点を学ぶことができました。
    粉々になった価値観も今となれば、30代初期にご破算にできるいい経験でした。
    私の尊敬する大先輩のお母様が「子育てはもう一度自分も子どもに戻って生き直すできるいい機会」とおっしゃっていた言葉が本当に身にしみる今日この頃です。

    4月から小学一年生になる息子。
    知的には重度ですので、支援級在籍とはいえ勉強時間がぐっと増えるので、正直不安もあります。
    これから何度も涙して、身についた大きな視点が涙でぼやけることは
    あるでしょうが、まず視点を失うことはないとおもいます。

    「石の上にも三年」といいますが、2歳半に診断を受けこの大きな
    視点を身につけるまで3年かかりました。
    しかし先輩のお母様方のお話を聞くと、大体5-10年ぐらい
    かかっているので、たった3年で身につくことができたのは
    やはりキッズパワーという偉大なコーチに巡り会えたからだと思います。

    主人と結婚してから常に主人との老後のことを考え、
    息子の障害が判明してからは危機感を持って自分たちの老後と
    息子の就職のことを常に考えてきました。
    10代の時は実り多い30代を過ごすことを常に考えていました。

    ですが、40代となると全然イメージが浮かんできませんでした。
    でも、鬼理事長様の「40代後半のおばさんは最強よ!」のお言葉に
    自分の進むべき道が見えた気がします。

    初めは江口さんに伝言をお願いしたのですが、キャンプの時に
    「是非コメントに載せて欲しい」と言われましたので、
    思い切って鬼理事長様へメッセージ書かせていただきました。

    鬼理事長様とお会いすることが最近私の夢リストに加わりましたので、
    どうぞよろしくお願い致します。
  • 名前:鬼理事長   投稿日時 : 2010.03.25 【URL】
  • Yの母さんコメントありがとうございます。
    (私のブログじゃないってーの)
    嬉しいです。

    コメントが入るかな~って
    チョコチョコ覗いていました。

    お近づきだなんて・・・
    仲間ですよ!私達!

    お若いYの母さんとは年は違いますが
    20代のつもりと勢いでございます。

    視点を身に付けられた事、本当に早いですね。
    すごく嬉しいです。
    私は、大変もがき苦しみ10年近くかかりました。

    鬼社長の仕事は、時間をも短縮させる力があります。
    もちろん、アンテナはピカピカに磨いて
    立てておかなければなりませんが・・・

    私達の子供が教えてくれた
    沢山の事を一緒に発信していきましょう。

    是非、私のブログにも遊びに来てください。

    鬼社長のようにインテリではないですが
    日々のことを綴っております。


    お会いできる事を楽しみにしています。
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