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2010-03-05

何のための療育スキル

またまたオリンピックから始まる話ですが、浅田選手が試合で負けた後、
「トリプルアクセルを合計3回も跳んだんだから。」と、多くのコメンテーターは言いました。
でも、浅田選手は、金メダルを取りたかったのだ。
トリプルアクセルはすごいけど、それを跳んできたのは、試合に勝って金メダルを取るためだったはず。
トリプルアクセルそのものが目的だったのではなく(それにも拘りがあり、スゴイことなんだけど)、
それは金メダルのための手段の1つに過ぎない。

療育の現場においても、同じようなことが言えると思う。
時々、療育方法そのものに夢中になりすぎる人がいる。
多くの療育方法は、何らかの目的を達成するための手段の1つに過ぎない。
だから、それを完璧にこなすことが大事なのではなく(完璧にこなすことで目的が近くなることもあるが)、
目的を達成するために適当な手段なのかどうか、それが必要なことなのかどうか、
そこに着目して様々な手段を取捨選択していくことがプロの仕事だと思う。
その取捨選択を適当にできるかどうかは、療育への意義を明確に持つことではないでしょうか。
昨年から継続して行ってきた福岡での講演会でも、教員や療育者の方々向けに行った講演では、
この療育(教育でも同じですが)の意義について、明確に持つことをお話してきました。
この意義がはっきりしていると、サービスはブレない。

浅田選手にとって、スケートに対する意義が何なのかはわかりませんが、
ジャンプに失敗しても立て直し、気迫ある演技を続けられたのは、ブレない何かを持っていたからだと思います。

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