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2009-12-08

バスの光景

仕事の移動でバスに乗っていると、特別支援学校か施設の職員と生徒らしき方々が、乗っておられました。
私が立っている前に、女性の先生と小学校低学年ぐらいの男の子が座席に座っていました。
先生がバスの座席に座り、その膝の上に男の子は座らされ、「あ~あ~」と声を上げていました。
男の子は、先生と同じ方を向いて膝に座らされており、お腹の辺りに後ろから腕を回され抱えられています。
さらに、その先生は少しふくよかで、彼女のお腹のスペース分、子どもは浅く座ることになります。
先生の膝に浅く座らされた上に、お腹の辺りを後ろから押さえられるわけなので、
仰向けに滑り台を滑っているような体勢になっているのです。
皆さん、どうでしょう。明らかに苦痛な姿勢だと思いませんか?
恐らく、その生徒は、じっと座っていられないから、先生が抱きかかえて座ることになっているのだと思いますが、
子どもがじっと座れないのか、じっと座れないような座らされ方をさせられているのか、ですよね。
その生徒自体が持つ多動さはあると思いますが、子どもがじっとし難いような環境はどうなんだ。
そもそもじっと座れないのだから、なおさら、じっと座りやすい環境を提供する必要があります。
相手の気持ちを考えられないのは、子どもなのか、先生なのか…
この場合、子どもを一人で座らせて(腰を深く、足を地面につけて)、
立ち上がろうとしたときにだけ、先生が子どもに指示をすればいいのです(口頭だったり、ガイドをしたり)。
さらに、じっと座っておきやすいように、何か好きな物を持たせてあげるとか、いろいろ考えられます。
絶対に苦痛な座らせられ方と思いますが、100歩譲って、膝の上が快適な座り心地だったとしても、
膝の上に座るには十分に大き過ぎるその子を、先生はその子の生涯、抱っこし続けてあげられるのでしょうか。
できないとするならば、無責任な抱っこで自己満足せずに(先生はニコニコ顔でした…)、
その子が一人でバスで座っていられるように教えてあげることが、本当の愛ある教育だと思います。

こんなことを考えることに頭が占拠され、危うく降り損ねるところでした。

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