FC2ブログ

2009-09-22

子どもウォッチング

先日、電車に乗っていたときのこと。
私が座っている横並びの座席の向かいに、幼稚園ぐらいの女の子とお母さんが座っていました。
もっぱら子どもウオッチングにはまっている私は、まず行うことがあります。
子どもをジーッと見つめてみること。
大抵の子どもたちは、1分もたたないうちに私の目線に気付きます。
ただ、その次の行動は年齢によってちょっと違います。
数ヶ月の赤ちゃんは、そのまましばらくジーッと見つめ返してきます。
おそらく、よく目にする顔(ご両親とか)と似ているものだと思ってみているのでしょう。
それ以上の年齢になると、そこに意図があるものとして、
その意図を汲み取ろうとして怪訝な顔をしたり、はにかんだり、
子どもたちになりに予測した意図に対して反応を表してきます。

今日の女の子は、少し微笑みながら見ている私を見て、はにかんだ顔しながらお母さんを見ます。
お母さんは、女の子と私のやり取りを見ていないので、
母「どうしたん?」
女の子「…なんにもな~い…」
また、少しすると、微笑みながら女の子を見ている私を見て、はにかんだ顔をします。
そして、同じようにお母さんを見ますが、やっぱりお母さんは気付いておらず、
母「どうしたん?」
女の子「…なんにもな~い…」
と、やり取りが繰り返されます。

女の子は、おそらく、見知らぬ私が見つめてきたときに、どうすればいいかわからず、
その答えをお母さんに求めて、お母さんを見たのでしょう。
でも、お母さんは、その状況を見ていないので、その問いに答えられません。
そして、女の子は、この状況をお母さんに上手く説明することもできません。
そんな分からない状況で、微笑んでいる私に、少し困りながらもはにかんだ表情をしたのは、
人に対していいイメージを、少なくとも敵対していないイメージを持っているからでしょう。
よくわからないけど、たぶん、社会的なふるまいをしたほうがいい、
「何見とんねん!」と、いちゃもんつけなくてもいい相手だと。
日頃、人とどんな関わりが多いのかが、この行動の違いをつくっていきます。
自分(女の子)を見ている私に気付き、その私が自分を見つめている意図を読もうとし、
また、その意図がわからないときにお母さんを参照する。
(お母さんがどうするべきと考えているか、お母さんの意図を読もうとする)。
あ、ちなみに、困った場面でちゃんとお母さんを見れることも、お母さんとの日頃の関わりのお陰です。
お母さんが教えてくれたようにすれば上手くいく、お母さん(大人)は自分を助けてくれる人だと。
そうそう、こんなことを書いている私も、また、女の子の意図を読もうとしている。

人は、どこまでも人の行動に意味を探そうと、もたせようとします。これぞ、社会性。


コメント ( 0 )件 | この記事のリンク

  • :    :
    :


  • 管理人だけにコメントを見せる

 |  キッズパワーブログトップへ   | 


この人とブロともになる