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2009-09-07

課題の芽生え

セラピーをするときに難しいことの1つに課題設定があります。
次は何を教えたらいいのかってことですね。
・すでに何か困ったことが起こっていて、それを適切な行動に変えていくこと
・今はできないけど将来必要になりそうな行動を増やしていくこと
と、課題の探し方は大きくふたつに分かれると思いますが、
特に後者のほうは、課題を考えるのが難しいですよね。
でも、できれば前者になる前に、後者の時点で教えていければ、
子どもにとっても、大人にとっても、負担が少ない学びになっていいですね。
余談ですが、今年の8月セミナーで行った障害告知について、
これも、できれば後者の形になるよう考えていただければと思います。

さて、後者の形で教えていく場合に大事なことは、
子どもにその課題を学べる『芽生え』があるかどうかです。
教えるということは、『芽生え』がある子どもに対して、
その『芽生え』が育つように手助けすることに過ぎません。
『芽生え』がないということは、それを学ぶ準備ができていない状態で、
大抵は、その前に積んでおく課題をクリアしていない場合が多いと思います。
また、1つ1つの課題は、その課題ができるようになったらすぐに次の段階にいくのではなく、
それができるようになってから熟練していくまで吟味されたときに、または、熟練されることによって、
次の課題への『芽生え』が出てきて教えることができるのだと思います。
これは、発達障害の有無に関わらず同じだと思います。

実は今日のミーティングで、訪問先のお母様が嬉しい話をしてくれました。
「ポケモン ラムネ」「お兄ちゃん おしっこ」のように単語をふたつ並べて言うことが何回かあったそうです。
そうそう2語文を学ぶ『芽生え』の1つですね~
例えば、これが要求言語である場合、
「ラムネ」なら何でもいいのではなく、「ポケモン」の「ラムネ」が欲しい、
少し要求の内容が詳しくなったことがポイントです。
つまり、「ラムネ」という単語だけでは自分の要求が表せないから
(それだけ認知があがったから)、
「ポケモン(の)ラムネ」という2語文を学ぶ『芽生え』が出てきました。
これだけで2語文を教えられるか、また、何でも2語文なのかといわれると少し違うのですが、
こういう『芽生え』に気づけるようになっていきましょうね。
どうやったら気づけるかというと、1にも2にも観察です。
子ども達の様子をよ~く観察し、いつもと違う言動を見つけたら、
すかさず、その意味を考えていくことを積むと見つけられるようになります。
あ、そのためには、やはりビデオカメラ様が大活躍です。

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