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2009-06-05

うえーん

お母さんのとのセラピービデオを見ていたときのこと。
Yんは、棚からとってほしいおもちゃがあったのですが、お母さんに断られます。
すると、そこから両手で顔を覆いながら、
「うえ~~~ん」と、それはそれは悲しそうに泣き出します。
泣いている子どもを前にして!って思われるかもしれないのですが、
これは、なかなかステキな泣き方です。
「怒り」ではなく、「悲しい」泣き方なんです。
お母さんに聞くと、少し前から出てきていたようですが、
ビデオでしかY君に出会わない私は、スゴイ発見をした気分でした。

他人の感情がわかる、考え方がわかる、つまりは他者理解ができるために、
幼い子どもの場合は、それを自分が体験することが大事です。
そして、こういう感情は人との間でしか生まれてこないもので、
そのために、時には子どもにとって悲しい出来事が起こることも、発達にはいいことだなと。

私たち人間は、いくつもの小さな階段を地道に歩んで成長していきます。
それはそれは長い道のりだけど、時々見える晴れた景色が、明日への活力になります。

コメント ( 4 )件 | この記事のリンク

  • 名前:Yの母   投稿日時 : 2009.06.06 【URL】
  • いつも励まし有り難うございます。

    療育を始める前、息子は喜怒哀楽の内、「哀」がなく、怒がどんどん増えていき、単調な視覚刺激に埋没して日ごとに母の心身の負担、不安が増えていっていました。

    そして療育を続けることで「悲しい」が生まれ、喜び、楽しいが確実に増え、ほんの少し前から自分から喜び、楽しいを自発的に生み出す姿も見られるようになってきました。

    息子は知能の伸びはのんび~りさんタイプなので、そんな姿に泣いたりも、あせったりもしましたが、自発的、積極的に家事を(息子なりに)手伝ってくれたり、私がしんどそうなときは何も言わなくても背中を踏んでくれたり、足のマッサージオイルを塗ってくれたりするまでになってくれるまでになって、息子なりに私のことを思いやってくれるのだな~と「じーん」とします。

    今は「わからない」ことは息子のせいでも誰のせいでもないし、息子なりにまた私たち夫婦なりに精一杯頑張っているのだからと、自分たちも息子も納得できるようになりました。

    そして息子の思いやりの気持ちを育てて、いつの日か人に喜びと楽しさを与えることの出来る人間になれるように、そして江口さんに新たな発見をお届けできるようにこれからもこつこつと頑張っていきます。
  • 名前:eguchi   投稿日時 : 2009.06.07 【URL】
  • Yの母さん、コメントありがとうございます。

    ご両親とYくんが、自分たちなりに納得できるようになられたこと、
    とても素敵なことだと思います。

    どんな人でも、足りないことなんてキリがなくて、
    満ち足りていると思えるのは、本人がそう思うかどうか。
    本当の幸せとは、誰から与えられるものでもなく、
    自分自身が、今の自分の環境を幸せと思うかどうか、
    とても能動的なことなんだと思います。

    傍から見てて、いろんなことがありながらも、
    Yくんのご家族は、家族の力で幸せを創っているな~と思います。





  • 名前:   投稿日時 : 2009.06.09 【】
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  • 名前:eguchi   投稿日時 : 2009.06.20 【URL】
  • 同じ泣くという表現にも、いろいろな意味があります。
    その意味を知ることが大事で、どんな時に泣くのか、
    また、どうやったら泣きやむのか、このあたりを丁寧に観察していくと、
    なんで泣いているのか、意味がわかります。
    それがわかったところで、泣く以外に適切な表現を教えたり、
    子どもが泣かなくてもいいような環境整備を行うとうまくいきやすいです。
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