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2009-04-15

呼びかけ

子ども達に教える言葉の中に、「呼びかけ」という種類の言葉があります。
「お母さん」「~先生」「ねえねえ」のように、
何か話しだす前に相手の注意を自分に向けるという機能を持つ要求言語です。

今日のミーティングでのお話。
よくよくビデオを見ていると、
「~先生、大きいナミナミだよ。」「~先生、これ何作ったの?」「~先生、これ見て。」
と、とても上手にお話しているようなんですが、何かへん。
そうそう、「~先生」と呼びかけていながら先生のほうを見ていない。
先生が自分のほうに注意を向けてくれているか確認していないので、
先生が他の事をしていても話し始めてしまう。
かと思えば、
「~先生、お馬ごっこしよう。」「~先生、止まれ!」「~先生、小さいお馬して。」
と、二人っきりの部屋でおんぶされながら、何か言うたびに呼びかけています。
既に先生の注意は向いているのに・・・。

どうやら呼びかけの言葉が接頭語のようになっているようですね。
「弁当」に「お」をつけて、「お弁当」と言うように、
何か話すときには、まず、「~先生」という接頭語をつける。

どうしてこんな間違いをしてしまったのか、
それはアイコンタクトの学習が少し足りなかったからだと思います。
私たちは、相手の注意が自分に向いているか否かをアイコンタクトの有無で判断しています。
そして、何か話し始める時には、相手の注意が自分に向いているかを確認してから話し始めます
(場面によっては、そうでなくても話し始めることもありますし、意図的に外すこともありますが)。
それは、相手には意思があって、それは自分と同じではないこと、
つまり、自分が話したいと思っても、相手がそうとは限らないことを知っているからです。
こういったことから、相手の注意を自分に向ける、相手の意思を確認するために、
呼びかけという言葉が必要になってきます。

さて、ここまでくれば何をすれば機能的な呼びかけができるかわかりますね。
コミュニケーション時のアイコンタクト、これをしっかり練習していくことです。
コミュニケーションをとろうとする相手に向かって、
音声の言葉よりも、アイコンタクトをとることから教えていきます。
毎年行う夏のセミナーでも、毎回、一押ししているアイコンタクトの練習、
かな~り言葉が話せるようになってきてから、ジワジワ効いてくるんですよ~


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