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2009-01-28

目と目で会話

パスポートの更新に行ったときのこと。
椅子にかけて順番を待っていると、私から3メートルぐらい離れたところで、
2~3歳ぐらいの男の子とお父さんが並んでいました。
男の子は退屈だったのでしょう、キョロキョロ辺りを見渡していて、私と目が合いました。

私 「・・・」(ニカッと笑う)
子 「・・・」(はにかみながら、お父さんの足に顔を隠しながらも、こちらをチラッと見る)
私 「・・・」(もう一度ニカッと笑う)
子 「・・・」(ニッと笑ってから、また、お父さんの足に隠れる)
私 「・・・」(またまたニカッと笑う)
子 「・・・」(ニッと笑ってから、足踏みしながら見る→多分、踊っているのだと思う)
私 「・・・」(チョキをしてニカッ)
子 「・・・」(私のほうをしばらく見て、自分の手を見ながら指を動かしてチョキを作る、そして私に向ける)
私 「・・・」(驚きの表情+ニカッ、続けてグーをする)
子 「・・・」(すぐにグーを出してくる)
私 「・・・」(驚きの表情+ニカッ、右手はグー、左手はパーを出してみる)
子 「・・・」(両手ともグーで差し出してくる)
私 「・・・」(ちょっと首をかしげて、左手のパーを何度か突き出してアピール)
子 「・・・」(自分の両手を見て、右手(対面しているので実際と左右は反対)をパーに変えて差し出してくる)
私 「・・・」(驚きの表情+拍手+ニカッ)
子 「・・・」(その場で足踏みしながら笑ってる)

と、ここで、お父さんが子供を連れて移動して行き、
今度は、私が座っているソファの左横にある台で、お父さんが用紙に記入を始めた。
すると、その子は、ソファの私が座っている側の反対から、こちらを見ています。
私が振り向くと、ソファの影に隠れて、そっとこちらを見ます。
私が出てくると、また、さっと隠れて、こちらの様子を伺っています。
こんなことを何度か繰り返しているうちに、子どものほうから手を振ってきました。
私も振り返しながら、そのまま、その手を前後させながら待つと(ハイタッチを促す)、
その子がタタッと駆け寄ってきて、私の手にタッチをして戻っていきます。

と、数回繰り返したところで、お父さんが子どもを呼びます。
そして、何やら言われています。
子 「いや~行きたい!」
たぶん、じっとしとかないと旅行に連れていかないよとか、言われたんでしょうね。

さて、このお子さんと私の間にあったコミュニケーション、何だかおわかりでしょうか。
アイコンタクト+表情・ジェスチャーだけなんですよね。
二人とも言葉は話せるんだけど、それよりも伝わる道具である非言語コミュニケーションで、十分なんです。
また、このコミュニケーションを支えているもうひとつ大事なこと、思わず相手の摸倣をしてしまうこと。
もう少し丁寧な言い方をすると、完全なコピーなのではなく、
「(音声ではなく)目と目で話す」とか、「手を差し出されたら、その手をたたく」とかいうように、
それぞれが行う動作は異なるけど(ハイタッチの場面で、タッチ受けるとタッチをする)、
テーマは同じ(ハイタッチをする)と、キャッチボールになっているんですよね。

子どもにコミュニケーションを教えるときに、最も大事にしなければならない部分です。
この上に音声の言葉をのせていくから、キャッチボールができるんですね。
電話やメールだと(相手が見えない)、意図が伝わりにくいって経験、皆さんありますよね。
それは、私たちが相手とわかり合えるコミュニケーションをするときに、
実は、非言語コミュニケーションが、その大部分を担っているからなんです。
幼い子ども達は、まだまだ音声の言葉がつたなくても、非言語コミュニケーションは完璧です。

このために、アイコンタクト・リズム遊びなんですよ~

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