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2008-10-11

障害告知について

先日、古くから友人のお母さんと話す機会がありました。
5年ほど前になるでしょうか、療育を通じて知り合ったお母さんで、お子さんには発達障害があります。
半年ほど前から、そのお母さんとの間で話題になっていたことは、障害告知についてでした。
お子さんは小学4年生になりますが、これぐらいの年になると、随分、周りのことと周りと自分との違いにも気づいていきます。
お母さんから、夏休みにお子さんに説明されたそうです。
説明の後、「今まで色々できないのは他の子と違ってまだ成長していないからだと思っていたけど、脳のタイプの違いか~」と、
わりと落ち着いて聞けたそうです。

発達障害の告知に限らず、子どもを育てていく過程で、親御さんが子どもに何かを説明しなければならないことがあると思います。
その説明を悩む場合の多くは、子どもにとってしんどい内容の場合ですね。
それでも話をしなければならない、または、話したほうがいいのは、
それ以降生きていくために必要、または、生きていきやすくなるためだからだと思います。
本当は生きていきやすくするために話すんだけど、いい捉え方をしてもらえなかったら、
それは子どもにとって辛い思いをさせるだけにもなりかねません。
では、どうやったら子どもの生活の糧となるような、いい捉え方をしてもらえるのでしょう。
話す時期や話す人、また、話し方なんかも大事だと思いますが、
何よりも大事なのは、それまでの生活の中で、しんどい状況があっても自分を肯定できることを学んでいるかではないでしょうか。
まさに告知するそのときだけ環境を整えても、子ども自身や子どもと周りの人間との関係が肯定的に構築されていないと、
しんどい話をいい捉え方するのは、なかなか難しいと思います。
子どもがしんどい状況にあっても、自分自身を肯定的に捉えることができるようになるためには、
生活の中で起こるしんどい状況をきちんと体験させて、それでも立ち直れるスキを作っておいてあげることだと思います。
特別なことではなく、日々の生活の中で、やってはいけないことをした時にはきちんとダメだと言ってあげ(子どもにとってしんどい状況)、
その後、どうすればいいのか、自分でできる手立てを教えリベンジできる機会を作る(立ち直れるスキ)、
その結果、しんどい状況があっても、また自分が認められるという経験を繰り返していると、いざ告知という場面も慌てずにすみます。

子どもの発達は、一朝一夕でできるものではなく、日々の地道な積み重ねが必要です。
そして、それは特別な環境設定の中でないとできないものではなく、日々体験する生活の中で学ぶものです。
発達障害があろうとなかろうと・・・。

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  • 名前:   投稿日時 : 2008.10.17 【】
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