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2008-07-05

卒業生達のその後 その2

BくんとDちゃんは、同じ小学校に通っています。

まずはBくん。
一番前の席で算数の授業を受けています。
先生がページを開ける指示をしたときに聞きそびれていて、遅れてページを探しています。
そのページがなかなか見つけられなくて、次の指示が出ていても、また聞きそびれてしまいます。
ようやくページを開けられたのですが、その頃には次の話になっていて、
そこまでの話を聞いていなかったBくんは、そこからの話にはついていけません。
わからない話が続いたBくんは、少し前に怪我して貼っている指の絆創膏を触り始めました。
それが気になって気になって、もう止まりません。
ずいぶん時間がたって板書が始まった頃、気づいたBくんは慌てて写し始めます。
早くできた子がBくんの傍に立っていた先生にノートを見せていると、
Bくんも、自分も褒めてくれと言わんばかりに自分のノートを差し出します。

はぁ~ ため息がでる瞬間です。

何のために前に座っていたのか・・・一言、ページを言ってもらえれば、指さわりを止めてもらえれば追いついたのに。
さらにため息がでる出来事は、この時間にクラスサポートがついていたことです。
そのサポートは誰に教えているわけでもなく、時間中、教室の窓際にニコニコ突っ立っていました。
参観に来ている親御さんに「中へどうぞ~」と笑顔を振りまきながら、
後でお母さんから話しを聞くまで実習生の見学かとも思えるような、働きの悪さに怒る気力も失うほどでした。
その笑顔を向ける相手が違うだろう・・・
学習内容がわからないでもなく、周りから認められたい気持ちはいっぱいなのに、
ちょっと注意をひきつけるサポートさえあれば、もっとクラスに参加できているはずなのに。

そんな私のため息を慰めてくれるかのようにやってきたのは、隣のクラスにいたDちゃん。
お母さんが、私が来ていることをDちゃんに伝えてくれたようです。
Dちゃんは、隣の男の子に何やら言われながら授業を受けておりました。
お友達と放課後に約束を取り付けることは、まだまだのようですが、
授業中は外れることもなく、休み時間は一人で過ごしたりお友達に誘われたりしながら過ごしているようです。
そうそう、担任の新米先生のことは大好きだそうで、よく相手をしてくれるからだそうです。
「江口せんせ~い、今日は来てくれてありがとう。また、お手紙書きたいな~」と。
おぅおぅ、手紙ぐらい何通でも返事するから書いてちょうだい。
おてんばそのものだったDちゃんの何ともしおらしい言葉に、
この子らのためにまだまだ頑張らなと思うのでした。

翌々日には、Dちゃんから「お元気ですか?」(おととい会ったけどな・・・)と、
浴衣姿の美女(私・・・いや、Dちゃんやろうな)と七夕飾りの絵つきで手紙がやってきました。
その短冊に、素敵な先生に出会えるように書いておくんやで~
20080705125647

コメント ( 2 )件 | この記事のリンク

  • 名前:ニャンママ   投稿日時 : 2008.07.07 【URL】
  • Bちゃんのクラスサポート、うちの加配の先生と似てるなあと思って読ませてもらいました
    うちの加配は子供を見ずに担任を見て担任の話を子供といっしょになって
    聞いています。「今、この瞬間がサポートの必要なときです」って思わず
    加配の先生に加配をしたニャンママでした
  • 名前:eguchi   投稿日時 : 2008.07.09 【URL】
  • ニャンママさん、こんにちは。

    席に黙って座っていると、「できている=手助けはいらない」なんですよね。
    問題が起こってから止めるのではなく、
    起こらないように工夫をすることが手助けだとは知らないんでしょう。
    例えば、病気にならないように『予防』するとか、
    交通事故を起こさないよいに『ルール』があるのですが、
    そういったことを教室に置き換えて考えることはできない。
    人間とは、実は、般化することが下手な生き物なのかもしれません・・・
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