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2008-05-09

さとくんからの学び~前編~

昨日は、仕事仲間のお家で夕食を頂きました。
そこのお宅には、さとくんという1歳半の男の子がいます。
もう少しすると、音声の言葉を使ってお話しし始めるかなと思うタイミングです。
この時期の子どもってすごい。
実はさとくん、既に、音声の言葉以外でおしゃべりしまくりなわけです。
さとくんが使うおしゃべりの道具は、アイコンタクト・ジェスチャーなわけですが、
まだまだ運動機能が未熟なさとくんは、多くのジェスチャーはできないので、アイコンタクトがメインです。
初めて会ったとき(本当は1年程前に会ってるんですが・・・、)
「誰か知らない人がいる・・・お前は誰だ?」と、怪訝な目。
両親の方を確認しながら、促されるままに私に抱っこされてみる、
「こいつ、ちょっと遊んでくれるかも!」と、不安と期待の目。
部屋の電気を指差ししながら、「これ、電気っていうねんで!」と、さとくんにとっての発見を伝えてくる目。
両親に言われながら、芸を披露してくれた時に見せる、「どうだ!」と、誇らしげな目。
ちょっと慣れてきたのか、私のほうをじ~っと見て目が合うと、「えへへ」と、顔を伏せながら照れる目。
膝の上で抱っこして何度か高い高いをしてあげると、「もっと、もっと」と、高い高いを要求する目。
音楽絵本で一緒に手遊びしていると、「次は、これ歌って~」と、歌を要求する目。
手遊び・お遊戯しながらも、「見て見て~俺って、かっこいい?」と、注目を要求する目。
おやつのクッキーを食べ始めると、自分のクッキーを私に「はい、どうぞ」と、物を渡す時の目。
そろそろおひらき、私らが帰ろうとすると、「え?もう帰るの?つまんな~い」と、少し切ない目。

音声の言葉はなくても、それはそれは見事に適当な場面で、タイミングで、適当なアイコンタクトを使い、
私らに解釈を迷わすスキを与えません。
こういった非言語のコミュニケーションスキルで、他者とのやり取りの基本的なルールを学んだところで、
音声言語がのっかるから、コミュニケーションとして成立するのです。
アイコンタクトを始めとする非言語コミュニケーションがうまくいっていないと、
どれだけ多くの語彙があり、長い文章を話せても、
コミュニケーションとしてはうまくいかない例を、皆さんは、たくさん知っていますよね?
カードでたくさん単語を教えても、やり取りすることを教えていないと上滑りした言葉になっていきます。
子どもに適当なコミュニケーションを教えるには、まず、非言語コミュニケーションから、
しかも、まずは子どもが、子ども自身の意図を適切に表現できることからです。
子どもの意図の代表といえば、もちろん要求です。
だから、要求の場面でアイコンタクトを待つことから始めていきます(アイコンタクト等の詳しい教え方はHPのトップページ、ニュース欄にあるセミナーで!)。
ちなみに要求とは、お母さんの要求ではなく、お子さんの要求ですよ~
また、自分の要求だけでなく、相手の気持ちも考えて・・・なんてことも思われるかもしれませんが、
それは、もっともっと先のことです。
これだけ色んな感情をもっているさとくんでさえ、私らの気持ちなんて気にしていません。

私「そろそろ(高い高いする)腕が限界かも・・・あと何回するんやろ・・・」
お父さん「(手遊び歌が)エンドレスに続きますよ・・・何十回でも・・・」

大人のこんな心の呟きはなんのその、目力1つで大人を動かし続けるさとくんでした。

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