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2008-03-24

卒業おめでとう

今年も無事にスクールトライアルの卒業式が終わりました。
6名の卒業生たちは、それぞれの地域の小学校に通います。
月に3回で半年間、20回にも満たない回数ではありますが、子どもたちは大きく成長しました。
最初は、先生の指示なんて誰も聞けていない、1回の指示でできることなんて殆どありません。
20分授業も、飽きない工夫が山盛りなうえに、生徒役に扮しているスタッフが至る所で手助けをしています。
休み時間も同様に、それぞれの子どもたちにスタッフが働きかけて時間がもつってとこでしょうか。
子どもたちの中には、子どもや見慣れない大人にとまどい、視界に入れないように過ごしている子もいますし、
スタッフを試すように授業中に寝そべってみる子もいます。
そうそう、もちろん泣いたり怒ったりも、モグラたたきのように出てきます。
ところが、それも半年近くたつと、随分減ってきます。
スタッフは思いっきり生徒役に徹することができる、だんだん手助けをする必要がなくなってくるんですね。
朝来れば、自分から朝の支度を終え、自分からクラスメイトに声をかけたり声をかけられ遊びだし、
また、チャイムが鳴れば、自分から席につけます。
先生も、2度指示をする、個人名で指示することが少なくなり、授業も30分続けられるようになります。
係りの仕事も随分板につき、あ、嫌いなおかずも給食では食べきりましたね~
もちろん、この間、なんとなく時間を過ごせばこうなったわけではなく、
お母さんたちには、毎回、たくさんの宿題をこなして頂きました。
時には、子どもたちとバトルされているビデオが届き(笑)、寺口先生に怒られたはず!
スタッフは、毎月の宿題の記録用紙とビデオを見て、作戦会議を練ります。
個々のお子さんによって、課題となることも、得意なことも異なりますので、
同じ宿題をこなしていくにも、ステップを変えたり、目標を変えたり、当日の順番を変えたり、たくさんの微調整をしていきます。
その過程はお子さんによって変えて、でも、ほぼ同じ目標に到達できるように色んな道を作ります。
子どもとお母さんとスタッフが、見えない時間に多くの努力をして子どもの成長があります。
みんなで積んだこの成長は、これから小学校に通い始めたときの大きな自信になるでしょう。
子どもたちにとっては、初めての環境の中で知っていることがあり、他者から学んでわかる経験を積んだこで、
それが道しるべとなり、混沌とした学校生活の中で大きく迷うことなく過ごせるはずです。
それから親御さん、自分で子ども達に教えてきたことは大きな自信になったはずです。
セラピーをできるのは専門家だけではない、うちの子もちゃんと学んでいける、同じ立場の仲間がいる・・・
もし迷うことがあれば、寺口先生に言われた言葉を思い出してください。
表面的には異なる問題でも、それぞれの親御さんとお子さんの引っかかりどころは同じことが多いはずです。
皆さんは、困った問題を解決できる課題に変える力を身につけてきたはずです。

どうか、皆さんが子どもたちと頑張ってきた時間を誇りに思って下さい。
発達障害がある子どもたちが近くにいることも、その子どもたちに一生懸命教えることも、そして成長することも、
それが親御さんの中で当たり前になって、社会の中で当たり前に語られるようになれば、
子どもたちの将来は、きっと暮らしやすい社会に変わるだろうなと思います。

また、皆さんの成長を伺えることを楽しみにしています!

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