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2007-08-08

学びの場面

朝、電車に乗っていると、小学校1年生ぐらいでしょうか、1人の女の子がぶつかってきました。
次の瞬間、その女の子はお母さんの睨みとともにはたかれていました。
その親子は私と背中合わせに立っていました。
少し電車の揺れが大きくなったときに、その女の子はふらついて私にぶつかってきたのでした。
よくあることだと思うのですが、こういう小さな1つ1つの生活場面が、
子どもにとっては生きていく力を身につける大事な学習場面だと思うのです。
お母さんは、女の子が『電車でふらついて他人にぶつかったこと』が、マズイというジャッジは下しています。
が、じゃあ女の子はどうしておけばよかったかという代替行動を教えてあげられていません。
まず、ぶつかった私に対して「すいません。」の一言ですよね。
女の子がふらついたこと自体が悪いのではなく、その結果、私にぶつかったことが悪いんだと思うのですが、
おそらく、お母さんは女の子が失敗した(ふらついてぶつかった)ことに腹を立てているだけで、
他人に迷惑かけて申し訳ないとは思っていないんでしょうね・・・だから、「すいません」の一言がとっさにでない。
その次に、どうしてぶつからないといけなかったか、女の子はわざとぶつかったわけじゃないんです。
あ、大きく揺れた電車が悪いなんて思わないで下さいね。
なんでもかんでも周りのせいにしてはいけません。
女の子はお母さんの肩からかけているかばんにつかまっていました。
かばんは電車の揺れとともに揺れますので支えになりません。
手すりとかお母さんの腕とか、電車が揺れても固定されている物につかまることを教えてあげます。
それともう1つ言うならば、数センチのヒールがあるミュールじゃふらつくのは当たり前。
ミュールはかわいいんですけど、子どもが朝の満員電車に乗って、
旅行に行く(大きな旅行かばんを持っていたので)ときの靴ではないと思うのです。
お母さんからしたら、「私はやめなさいって言ったけど、この子が履くって言うから」とおっしゃるかもしれませんが、
子どもは、これから起こることを予測して自分の行動を律するなんてことはできません。
それを教えてあげるために親はいるのだと思うのです。
この子が言うこときかないではなく、日頃から、周りの大人が子どもに言ったことをきちんとするまで付き合っているかが、こういう場面ではきいてきます。
実際にエライ目に遭って学んでもらうのもひとつですが、
だとしたら、この場で『電車でふらついた』と『ミュール』の関係をきちんと説明してあげて下さい。
それぐらいのこと自分で気づけ・・・は、できないですよ。
子どもにとっては、日々の生活で出会うこと全てが新しいことなんですから。
お母さんが子育て初めてで戸惑うのと同じように、
子どもは生きていくこと自体が初めてで、もっと戸惑うことだらけなんです。

夏休みも半分すぎましたが、この長い休みがあけて久しぶりに登園・登校したときに、
「あ、成長したな~」と思われる子どもたちは、日常や遊びの中でこういた経験をご両親との間でたくさん経験した子ども達なのかもしれません。

コメント ( 4 )件 | この記事のリンク

  • 名前:かずちゃん   投稿日時 : 2007.08.09 【URL】
  • 話のポイントがずれているコメントなんですが
    その女の子はお母さんの睨みとともにはたかれていました。というところなんですが、どこでも見かける場面ですが、やはり頭をはたかれたんでしょうか?
    怒る時に頭をはたく親御さんをよく見かけますが
    親それぞれだとは思いますが、何で頭なのかなあって思ってしまいます。
    親より背が低いのではたきやすいんでしょうか?
    幼少期によくはたかれていた私にとっては(手がかかっていたようには思えない(苦笑)んですが)忘れることはできません。
    なので怒る時はできる限り、言葉で怒ります。
    危険なことなどをした時はお尻などにしています。
    できるだけ、手を出さないようにするので感情的になってしまうのかもしれませんが。

  • 名前:eguchi   投稿日時 : 2007.08.10 【URL】
  • かずちゃんさん、コメントありがとうございます。
    叩くかどうかも含めて、怒り方は、とても大事なことだと思いますよ!
    この女の子も頭をはたかれていました。
    ここからは私の考えですが、頭を叩かれるのは大人と子どもの身長差から叩きやすいのと、
    怒る時には、子どもの目や顔を見て怒るから手もそこにいきやすいのではないでしょうか。
    人は目(視線)と手を同じ対象に向かって動かすので、そういう意味でも頭や顔のあたりにいきやすいのではないかと。

    叩く等の力と言葉、どちらが傷つくかといわれると、私はどっちでもなく、その使われ方かなと思います。
    それらが、あくまで教えるということで使われたとき、嫌な記憶の残り方はしないけど、
    でも、大人の苛立ちで使われた場合は、どちらも嫌な記憶の残り方をするのではないかと思います。
    怒るということは、大人が思っている姿通りの子どもでないために腹たつことの表現なのではなく、
    子どもが社会で生きていけるために必要な、適当な振る舞いを教える場面でなければならないと思います。
    ・・・とは言っても、実行するのはなかなか難しいんですよねi-239
  • 名前:かずちゃん   投稿日時 : 2007.08.10 【URL】
  • そうですね。子供を怒った時に頭ではなくお尻を叩ける時間差があるのなら
    一呼吸おいて感情的にならずに怒れるはずなんですが・・・
    子供が大きくなって社会に出て周りに迷惑をかけずに、適切な振る舞いができるようにとは思ってるんですが・・・
  • 名前:eguchi   投稿日時 : 2007.08.13 【URL】
  • そうです!頭ではなくお尻でと考えられる余裕があるんですから、
    ずいぶん、自分自身の感情をコントロールされているはずなんです!
  • :    :
    :


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