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2007-06-18

やらへん三昧

最近のP君は「やらへん」三昧です。
課題をしても、遊びに誘っても、何をいっても「やらへん」。

どのお子さんにもわりと見られることなのですが、これは子どもの発達上、とても大事なことです。
発達障害がある子どもたちの多くは、社会性といわれる部分が遅れます。
だから社会性の1つ、自分自身に気づいて、自分自身の意志に気づいて、それを主張することも遅れます。
発達障害がない子どもたちも、こういった時期を通ってきます。2歳前後でしょうか。
でも、発達障害がある子どもたちは、この時期にくるのが遅れるので目立ってしまいます。
体が大きくなっていますので、声や力も強くなって反発する力が大きくなります。
また、他の同年代の子ども達はおさまってきていることも多いので、さらに目立ちます。
だから、なんだか大問題が起こって、後退したのではないかと思われるかもしれません。
いえいえ、そんなことはありません。このおとずれを喜んでください。
ここを通過せずして、次の発達はあり得ないのです。
本当に人に沿うってことは、自分の意思もきちんと意識できていて、
それでも、なお、相手の意思に沿えることなのだと思います。
自分自身の意思が意識できていなかったり、意識していても表現することを知らなかったから、
だから、反発することもなかったのとは全然違います。

時々、小学校や中学校に上がったときやクラス替えがあったときに、
その環境が変わったことでおとなしかった子どもが、突然、反発するようになったって話を聞きます。
そして、多くは、環境が変化したからとか、新しいクラスや先生の対応が悪いからと言われますが、
私は、それだけだとは思いません。
そういった環境の変化が原因の場合もあると思いますが、多くは、それはきっかけでしかなくって、
そもそもは、自分の意思に気づいて表現することができる発達にきたのだと思います。
また、認知があがってきて、今まで気づかなかったことにも気づいてくるようになったのだと思います。
ただ、これらが思春期ぐらいに来ると大変です。
子どもとしては、2歳の子どもと同じように反発しているだけなんですが、
なんせ体が大きくなっているので、その反発の力は並大抵ではないのです。
なので、できるだけ子どもの発達は体の成長に合わせて促していってあげることが必要なのだと思います。

子どもがこの時期にさしかかっていると思われるお父さん、お母さん、どうぞきちんと通過させてあげて下さい。
どうするか?
とにかく、ダメなことはダメ、やらなきゃいけないことはやらなきゃいけないと、
どんなに子どもが泣いても、怒っても、叩いてきても、譲らないことだと思います。
子どもは、泣いたり、怒ったり、叩いたりしながら、どうすればいいのか考えています。
だから、ここで対応を変えてしまうと子どもが迷います。
暴投しているピッチャーに、ストライクゾーンを変えたらますますわからなくなってしまうでしょ?
迷っている子どもから逃げずに、しっかり付き合ってあげましょう!

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