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2007-03-07

道具の使い方

子ども達に教えていくときに、マニュアル本を参考にすることがありますよね。
日本ではまだまだ少ないのですが、英語圏では結構いろんな本が出ています。
私は、それらのマニュアル本のいいとこ取りして使われるといいなと思っています。
ただ、気をつけて頂きたいことがあります。
1つは、どのマニュアル本を見ても、それ1冊で全てが賄えるわけではないということ。
それから、もう1つ大事なこと。
マニュアル本のプログラムをそのままなぞっても上手くいかないということです。
じゃあ、どうすればいいか。
それぞれの課題の目的を考えて、それを達成するためにはうちの子の場合どんな場面設定・教材等にすればいいかを練り直します。
例えば、先日伺ったお家では、RDIという遊びを題材にして社会性を教えていくという本を参考にされていました。
その中で、アイコンタクトと表情を見ることを教えるために宝探しを行なうという課題があります。
子どもの好きな物をお家のどこかに隠しておいて、それを捜すためのヒントをセラピストがアイコンタクトで教えていきます。
子どもがいろんな部屋に入ったり引き出しを開けようとしたとき、子どもがセラピストの顔を見たら、そこで合っているか間違っているかを頷き(合っている)と首ふり(間違っている)で教えていきます。
この課題の目的は、人の顔を見る、アイコンタクトをとるといったところにありますね。
ここを達成すれば、本来は、どんな題材・教材を使ってもいいのです。
そこのお家のお子さんは、この課題を行なうと、自力でどんどん捜し始めて、セラピストさんを頼らない=顔を見ない、
だから、セラピストさんが「私の顔を見て」といわなければならないということになっていました。
これでは、ちょっと意味がないのですね。
例えば、これが知らない場所で行なわれていれば、お子さんはわからないのと不安さでセラピストのほうを見たかもしれません。
また、物を探すことが下手なお子さんの場合も、すぐに頼ってきたかもしれません。
でも、勝手知る自分のお家では、なかなか難しいのです。
こういう場合、もう1人大人を連れてきて競争させると上手くいく可能性が高いと思います。
早く捜さないともう1人の大人に取られてしまう、
もう1人の大人はセラピストの顔を見てヒントをもらっているから早く捜せる、という感じです。
こうすると、指示をしないと顔をみないではなく、自然と顔を見れるようになると思います。
それから、この時に使うお宝は、普段、滅多と手にできないものであることも大事ですね。


道具は上手く使っていきましょ~

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