2012-10-29

楽しく折り紙

楽しく折り紙

ソーシャルスキル、コミュニケーション、学習、体の使い方…
こども達に教えたいことはたくさんありますが、それらを教えるための土台となる遊び、
これをいかにこどもにとって楽しくできるかが、上手く教える秘訣です。
さて、楽しい遊びの要点は2つ、夏のセミナーでも再三お話ししていることですが、
大事なことなので、ここでもう一度、おさらいしてみましょう。

 ①遊びの中にこどもにとって楽しい要素がある
 ②できる・わかる遊びの流れになっている

以上の2点が抑えられていれば、どんな遊びでも必ず楽しくなります。
お子様が、今まで楽しんでなかった遊びでも、その遊びそのものが楽しくない場合は少なくて、
①か②のどちらかに工夫が足りなくて、楽しくない場合が多いです。

今日は、折り紙について考えてみたいと思います。
4~5歳児さんだと、幼稚園や保育園の活動でもよくみられますし、
手先の練習のためにも、とてもいい活動だと思いますので、チャレンジしてみて下さい。
まず①について。
これは、「職人のおもちゃ箱」にも具体例が掲載されていますので、ぜひ、参考にして下さい。
http://www.kids-power.net/main.php?ID=58&cID=7(記事の一番下にあります)
事前に大人にも練習が必要になりますが、こどもが好む物、または、遊べる物を作ることですね。
例えば、最初は作品にならなくても、折り紙に慣れることから始めて、
折り紙をちぎって紙吹雪にしたり(指先でちぎる練習)、
二つ折りにした折り紙にお菓子を挟んで食べる(二つ折りの練習)、でもいいと思います。
また、お母さんが作ってあげたもので遊ぶとこから始めて、部分的にこどもに折らせる箇所を作ってもOKです。
次に②について。
こどもに折らせる場合(部分的にでも)の工夫ですね。
右手と左手で紙を持つ、合わせる、押さえる、折り目をつける等、色々な動作があります。
この時に、紙のどの辺りを持てばいいのか、どこに焦点を当てて見ればいいのか、
どことどこを合わせればいいのか、どこからどこまでなぞればいいのか(折り目をつけるために)、
こういったことを具体的に教えてあげると、できる・わかる活動になります。
教える時には、言葉で説明するのではなく、手を添える・見本を見せる・指差しをする等、
具体的な動きで教える方がいいです。
幼児期のこども達は、定型発達でも、言葉の力は未熟ですから、新しいことやわからないことを、
言葉だけで理解するのは、とても難しい学習のやり方です。
できるたけ見本を見て真似る学びかたがいいと思いますが
(園や小学校でも、見本を見て真似る教え方は多いので、そういう学びかたに慣れるためにも)、
その時の注意事項を書いておきますね。
まず、見本を見せる時(説明の時)、こどもの手から折り紙を離させます(手に持っていると、見本の途中から折り始めるからです)。
そして、こどもが見本を見ていることを確認してから、見本を見せます。
見本を見せる時には横並びで(向かいから見せると手や折り紙の左右が逆になりわかりにくい)、
1工程ずつ見せます。
また、折り紙のどの辺りを持つか(右端か、中央か、上端か等)は、
それを見てても、そこがポイントだとは気付きにくいので、できない場合は手を添えて教えて下さい。
それから、角と角を合わせる時には、折り紙のどの辺りに注目すればいいのか、
大人が見ている箇所を捉えることも難しいことが多いのですが、
指差しで示したり、重ねる角と角に印をつける等すると分かり易くなります。

こんな感じで、楽しい要素があり、できる・わかる活動になるような工夫をしていくと、
これまで嫌いだと思っていた活動も、楽しい活動に早変わりすることも少なくありません。

そうそう、お母さん(大人)のsmileも忘れずに。
眉間にしわを寄せながらはダメですよ

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