2012-03-30

セラピーおさめ

この時期のスタッフ達のブログには、担当しているこども達との最後のセラピーの日のことが並びます。
幼児期のこども達にとって、幼稚園や保育園の卒園式と同様にセラピストたちとの最後の日は、
人生の中で初めて経験する、親しい人とのお別れの日だと思います。
今まで毎週2日も遊んでいた人が、ある日を境に会えなくなってしまう。
別にケンカしたわけでもなく、まだまだ一緒に遊びたかったのに。
こういう経験を通してこども達は、「お別れ」とか「最後」という言葉の意味を知り、
また、何とも言えない感情を体験します。
それは、言葉で言えば、「寂しい」とか、「悲しい」というものでしょう。
そしていつか、大きく成長したこども達が、セラピストと再会することもあるでしょう。
その時には、楽しかった思い出とともに「懐かしい」とか、
小さい頃に泣いたり怒ったりした自分を知っているセラピストに「照れくさい」と感じることでしょう。

こども達だけでなくセラピスト達も、そして、私も、
長く深くお付き合いした人との間でしか感じられないであろう感情を、
仕事を通して経験させてもらえていることは、人として、本当に貴重なことだと思います。
新しい環境の中、新しい生活が始まり、楽しいことだけでなく辛いことや悲しいことも経験するでしょう。
でも、それこそ、人として豊かな人生であると思います。
めぐる季節の中でたくましく育っていく草花のように、
人との生活の中で様々な経験をしながら、たくましく生きていってほしいと思います。

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