2010-03-29

青年の旅立ち

当社で頑張ってくれたパートの院生さん達の送別会を行いました。
私は、仕事をお願いするに当たって、正社員かパートかの区別はしません。
その二つの違いは、物理的な働き方(主に時間数)の違いであって、
その職務においてどんな働き方をするかの違いはないと思っています。
だから、セラピーの技術的な問題から、仕事時間や社内の約束事を守ることまで、
正社員と同じレベルのことを要求します。
彼らは、セラピーの技術向上のために時間外にも関わらず大変な努力をしてくれ、
決まった勤務日時に遅刻や早退することなく、期限が決まった提出物はその通りに提出し、
社会人として立派に務めてくれました。
特にセラピーの技術向上に向けては、
本人自身とお母さんのセラピービデオ(それぞれ2時間ある)を2週間に1度は見るとか、
2時間のセラピー内容を書いたシナリオを提出するとか、
保護者とのミーテイング以外にもセラピーのダメだしされたり、
時には、事務所まで来て、他のスタッフのセラピービデオを見て学んでもらう等、
正社員と変わらぬ努力の結果、子どもの療育を引っ張る内容を続けてくれました。
そんな彼らは、私にとって、正社員と変わらぬ大事なスタッフです。
その彼らの旅立ちを祝うことができたことは、経営者冥利につきます。

その1人から、お手紙をいただきました。
とても嬉しい内容だったので、本人に未確認のまま(最後まで横暴 笑)披露させて頂きます。
「江口さんには、本当にさまざまなことを教えて頂きました。ありがとうございました。
アルバイトを始めた頃に、「本当にイケテナイデ」と真顔で怒られたことを昨日のことのように覚えています。学部生のころから、一から教えて頂いたこともあり、対人援助職として、大人として、そして人として、一本筋の通った芯のような考えや振舞いを授けてもらった気がしています。
江口さんからだけでなく、Aくん、Bくん、Cくんからも色々押してもらいました。気難しいけれど、何が好きかわかりやすいAくんに出会えなければ、セラピーのコツはつかめなかったでしょうし、Bくんと出合えなければ、子どもの学びの急激な伸びを実感できなかったでしょうし、Cくんからは、セラピーの深い難しさを改めて教わりました。寺口さん、荻原さん、内野さん、そして卒業されたスタッフの方々は、皆、いじり方が凄まじいので、耐え忍ぶ力がついたような気がします。
そして、最後になりましたが、江口さん、子ども達、社員の皆さんと出合わせてくれたキッズパワーにも、感謝の気持ちを忘れてはいけないと思っています。ありがとうございました。キッズパワーで教えてもらったことを礎にして、江口さん達に負けないように、4月から頑張っていきたいと思います。」

うかつにも、昼間っから涙してしまいました。
子ども達が卒業する時の親御さんの気持ちって、こんな感じなのでしょうか。
彼が、これだけ多くのことを学びとったのは、間違いなく彼自身の力です。
私に「イケテナイデ」と怒られても、スタッフにいじられても、それらに凹みながらも、
自分の選んだことを信じて、一生懸命頑張ってみたからこそ、そこに多くの学びが見えたのでしょう。
そんな成長の時間を一緒に過ごせたことに、私も感謝しております。
また、色々と悩みながらも学部生の頃から考えていた一歩を進み始めたこと、心から応援しています。
このブログに公表された以上、中途半端なことはできないと新たに心に誓ってくれたことでしょう
(最後までイジワル…笑)

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