2009-08-28

セミナーの参加者に…

今年のセミナーは、7・8両月合わせて140名ほどの方々にお話を聞いて頂きました。
インフルエンザの影響か、不景気の影響か、例年よりはやや少なめではありますが、
どちらも楽しいセミナーとなりました。

さて、参加者の多くは保護者の方々ですが、療育・教育・行政関係者など、
子ども達を取り巻く人たちも結構いらっしゃいます。
そんな中、病院の看護師さんがいらっしゃいました。
私の前職でもある看護師さん、なぜ参加されたのだろう…とても興味深い。
ワークの時間、思わず聞いてしまいました。
看護師さんが言われるには、時々、入院してくる子ども達の中に発達障害がある子どもがいて、
不慣れな人、場所、物、時間ごとのケア等、わからないことだらけの病院生活に泣いたり怒ったり、
とにかくイライラして過ごしている、
また、保護者の方もどうしようもないと諦めてか、言ってもわからないと思ってか、
助けを求めるわけでもなく、関わられないように過ごしていることが多いとか。
そんな姿を時々見て、何か病院の中でできることはないか、
少しでもイライラが軽減する関わりができないかと、このセミナーに参加してくれたそうです。
発達障害は随分知られるようになったとはいえ、病院に入院してくる子ども達の割合でいえばかなりの少数派、
そもそも、発達障害のために入院してくることは殆どないでしょう。
そんな中、少しの発達障害がある子ども達との出会いを大事に考えてくれていることは、
とても嬉しいことです。
入院してきた子ども達のケアを考えるのは、当たり前のことと言えば当たり前なんですが、
看護師の仕事をよく知る私からみると、そうとも言い切りがたいのが現状だったりします。
病院では、生命の危機を伴う子ども達が多い中、なかなか目が向けにくいことではあります。

そうそう、この看護師の方々、私が話す遊びや言葉の発達の仕方、
それをどう引き出していくか(発達障害がある子ども達がなぜひっかかるのか)、
とてもよく理解してくれておりました。
発達障害に関する前知識は少なかったようですが、
結局、子どもの発達という意味では、全然違うものではなかったということです。
定型発達の子ども達の発達を促していくことと、基本的な考え方や姿勢は同じということです。

私たちの取り組みが、子どもを取り巻く環境にいる人達に少しずつでも伝わっているとしたら、
これ以上に嬉しいことはないな~と、ちょっとニヤニヤしてしまいました。

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